サイベックスミオス（cybex mios）のレビュー

シャイニーな金属フレームのデザインが美しいベビーカー、ミオス。今回は、デザインだけではなく実用性にも優れる、ミオスについて徹底解説します。

基本情報

旧型ミオスの情報です。

フルフラット・対面シートにできるので、新生児でも安心して使えます♪クッション性も問題なし。ただ、サンシェードは短めなので、薄手のストールなどをかけて調整すると◎

ハイシートで、背面がメッシュになっているので、夏でも快適！リクライニング角度も申し分なし。背中のカーブ具合やレッグレストの角度、バンパーバーの位置がちょうど良い◎

前後サスペンション付きで衝撃吸収・段差の乗り越えに文句なし！ブレーキも簡単です。ただ、子供が重くなると、押し心地が重くなります。

折りたたみ後のサイズはある程度小さくなります。開閉は、シート・フレームの2ステップで、片手でOK。フットマフやクッションをつけて折り畳むことも可能です。

ただ、厚みがあるので玄関が小さいと邪魔になるかも。また、持ち上げると重い（約9kg）です。

ハンドルは4段階に調節可能。特に、エレベーターなどの狭い場所では②の状態が便利です。③の状態にすると、全長が長くなり、操作性が悪くなります💦

リクライニング調節は片手でOK。メッシュの覗き窓はマグネットで閉められるのでデザイン・静音性ともにgood。対面・背面の切り替えボタンは一度押すと固定されるので、片手でも切り替えができます。

個人的には、ミオスは両対面ベビーカーの中で、走行性・使い勝手がナンバーワンだと思うので、後悔はなしです。

走行性は3輪ベビーカーやバギータイプのベビーカーには劣ります。そして、定価が10万円と高いので、コスパは良くないかも。5万円くらいで買えたら言うことなし。

これまでに、初期モデル、２代目モデル、３代目モデルが発売されています。

シートとキャノピーのカラーは、モデルチェンジごとに変わっています。2024年には、3代目モデルのカラーチェンジがありました。

スペック上はできません。ただ、コツを掴めば可能なので、写真で紹介します。

①のようにハンドルを内側にすると折りたたみモードになります。そのまま折りたたんでいくと②のように足おきにぶつかります。その時に、折りたたみボタンを押してハンドルを上の方に持ち上げながら畳むと、足おきをうまくかわすことができます。

③のように足おきをかわすと④の状態になります。この時、倒れやすいので注意しましょう。そして、シート部分を畳むと⑤の状態になります。ある程度の安定感はありますが、通常の畳み方と比較すると倒れやすいので注意です。

優乙つけがたいのが正直なところ。ミオスは、ベビーにとっての快適性と走行安定性の点で完成度が高く、モノとしての良さがあります。メリオは、対面での折りたたみができ、荷物カゴも大きく、軽いのでどんな人でも扱いやすいと考えます。

ですので、現物を実際触ってみて、気に入ったほうを選ぶのが一番だと思います。価格的には、メリオの方が後悔は少ないかもしれません。ただ、どちらを購入してもセカンドベビーカーは欲しくなると思います。

以前は新生児から使える＝両対面ベビーカーでしたが、最近は新生児から使える背面コンパクトベビーカーが増えています。ここでは、新生児から使えるという点でのミオスの競合を紹介します。

長所	短所
・新生児から使える・対面にできる・前後サスペンション付きで衝撃吸収・段差に強い・赤ちゃんにとって快適なシート	・子供が大きくなってからの走行性は良くない・対面でたためない・荷物入れが小さい・高価

ミオスを使う場合は、子供が歩けるようになったらセカンドベビーカーに乗り換えるのがおすすめ。