街を歩けば必ず一台は見かけるくらい、人気のベビーカー、リベル。何がそんなに良いのか、実際に使った感想を含めて解説します。
基本情報
重量 | 5.9kg |
サイズ | ハンドル高さ 102cm × 幅 52cm × 全長 71cm |
折り畳みサイズ | 高さ 48cm × 幅 32cm × 奥行き 20cm |
耐荷重 | 22kg |
シートサイズ | 高さ 49cm × 幅 29cm × 奥行き 19cm |
リクライニング | 110-135° |
リベルの特徴
コンパクトなサイズ
とても小さく折りたたむことができます。飛行機の機内持ち込み・自転車の前カゴに載せることが可能! また、展開時のサイズもコンパクトなので、電車やバスでも場所をとりません。
ただし、重量が6kgと少々重く、肩がけできるベルトがないので、ハンドキャリーにはあまり適していません。また、開閉には両手が必要です。
走行時のストレスが少ない
走行性が良く、方向転換が簡単なため、片手でもスムーズに運転できます。ただし、後輪にサスペンションがなく、タイヤが小さめなので、衝撃吸収力は期待できません。
③ 快適なシート
135°まで倒れるリクライニングと、レッグレストがあるため、お昼寝も快適。また、座席の幅が広いので、大きくなっても窮屈にはならなそう。
リクライニングはフラットにはならず、サンシェードも短めです。スカーフなどをつけることで直射日光を避けることは可能です。
その他機能
2023年以降のモデルでは、ベルトの長さ調節が簡単に出来ます。それ以前のモデルでも、肩パッドを外すことで、簡単にベルトの長さを調節可能。荷物入れは大きいとはいえませんが、コンパクトベビーカーの中では平均的な大きさです。
また、ブレーキは片足で操作可能でとっても簡単です。しっかりとした足置きはないですが、荷物おきのフレーム部分に足を掛けることはできます。
番外編:子供の姿勢が気になる
リベルは折りたたみの構造上、腰を支える部分のボードのリクライニングが緩く、座った時の姿勢が丸くなってしまいます。
解決策は、荷締め用のベルト(写真の青いベルト)。ベルトを細い方のフレームに付け、腰部分で締めることで、リクライニングをしっかり起こすことができます。
ただし、荷締めベルトを緩めないとベビーカーを畳むことができません。
Q&A
Q.買って後悔したか。
後悔していません。定価2万円台でスムーズな走りと、折りたたみ後のコンパクトさを実現しているのはリベルくらいなので、コスパはとても良いと思います
Q.旧型と新型の違いは?
2021→2022のモデルチェンジでは、座面がファブリックからメッシュになり、タイヤの安定性が増しました。また、落ち着いたクラシックカラーから、ポップな感じのカラーへ、色味が大きく変わりました。
2022→2023のモデルチェンジでは、ワンプルハーネスが採用され、ワンタッチでベルトをフィットさせることが可能に。また、肩ベルトの高さが3.5cm高くなり、大きくなっても使いやすくなりました。
2023→2024のモデルチェンジでは、質感とカラーが大幅に変わりました。ざらざらした素材から、ツルツルした素材になり、カラーも高級感のあるデザインになりました。
Q.どのモデルがおすすめ?
最新モデル(2024)がおすすめ。最新モデルは価格としては一番高いですが、売る時にも一番高く売れるので、トータルではおすすめ。ネットでのポイント還元率も高いです。
Q.バンパーバーは必要?
リベルのバンパーバーは柔らかくて、体重をかけたら曲がってしまうので、バンパーバーとしての安心感はそこまでありません。また、つけたまま畳めないので、個人的にはいらないと思います。
ただ、座席部分に荷物を置いて使いたい場合(荷物が落ちない)やブランケットをかける場合には便利だと思います。
Q.リベルの中古はどう?
リベルの中古価格は、状態にもよりますが、2022年モデルで約17,000円、2023年モデルでは2万円以上はします。ですので、中古で買うよりも、新品で買って必要なくなってから売るのがいいと思います。
リベルの競合
リベルの折りたたみサイズと走行性を考慮すると、リベルは『2万円台のベビーカー』の中では最も買う価値のある商品だと思います。
- サイベックス コヤ
○フルフラット、シートのクッションやフレームの高級感
✖️高価 - サイベックス オルフェオ
○フルフラット、片手での折りたたみ可能(慣れが必要)、肩がけベルトつき
✖️リベルの2倍近くの値段、座る部分がハンモックのように歪む - バガブー バタフライ
○片手で開閉可能、肩がけベルト付き、大きい荷物入れ
✖️7.3kgと少し重い、フルフラットにはならない、高価 - ストッケ ヨーヨー2
○肩がけベルト付き、片手操縦に向いている
✖️フルフラットにはならない
リベルの長所・短所まとめ
長所 | 短所 |
・コンパクトに折りたためる ・価格が安い ・優れた走行性 ・展開サイズもコンパクトで電車などで場所を取らない | ・フルフラットにならない ・対面にならない ・バンパーバーをつけてたためない ・片手での開閉不可能 |
リベルの短所を埋められるような、3輪や対面のベビーカーと2台持ちをして、状況に合わせて使い分けるのがおすすめ。
また、車や自転車での移動が基本で、たまにベビーカーを使うという人にも向いています。