ベビージョガーシティミニGT （baby jogger city mini GT）のレビュー

日本ではもう販売されていないベビージョガー社のベビーカー。ベビージョガー社のベビーカーは、エアバギーにインスピレーションを与えた、元祖3輪ベビーカーです。

今回はそんなベビージョガー社のベビーカーの一つであるシティミニGTについて紹介します！

基本情報

このベビーカーは、現在廃盤になっており、新品で購入することはできません。中古で2万円以内で出品されていることが多いです。

三輪・大型ゴムタイヤなので、公園や砂利道に強いです。本体は重いですが押し心地はスムーズでとても軽いです。ただ、横幅が62cmあるので通常の改札は通れません。

115cm・30kgまでと、とても長く乗れるベビーカーです。座席のクッション、ベルト、サンシェード、リクライニング全ての機能に文句なし。

レッグレストはありませんが、シートに奥行きがあるので小さいうち（身長80cmくらいまで）は足を伸ばして寝れます。

ハンドルの高さを細かく調整できます！ブレーキは手元にあり、簡単です。リクライニングやハーネスの操作もとっても簡単♪

荷物入れは大きいですが、間口が狭いので、大きいリュックなどは入れにくいです（横からの方が入れやすい）。

折りたたみは座席下のベルトを引っ張るだけなのでワンタッチ！折りたたみ後は結構薄くなるので嵩張りません。

ただ、折りたたみ後に自立しません。タイヤを上にして壁に立てかけておくか、ハンドルの角度を工夫して、保管しましょう。

後悔なしです！ただ、自立しないこと・電車利用に向かないことに関しては、少し不満があります。

しかし、コンパクトベビーカーを持っているので、これは近所のお散歩用と割り切って使っています。

ベルトが一つしかないので、きちんとベルトを閉めて二人乗りをするのは無理ですが、街中で二人で乗っている様子を何回か見たことがあります。

その時には、一人は通常のシート、もう一人はリクライニングを倒してフラットにした部分に乗っていました。また、一人が通常のシート、もう一人が足置きの部分に座っているところも見たことがあります。

ただし、どちらもメーカーに推奨されている乗り方ではないので、自己責任で行いましょう。

シティミニGTは、シティミニよりも機能も走行性も良いです。定価はシティミニの方が安いですが、どちらももう廃盤で中古でしか手に入らないので、機能の良いシティミニGTの方がおすすめです。

主な違いを表にまとめました。

日本では販売されていませんが、アメリカではシティミニGTのリニューアルモデル、シティミニGT2が発売されています。

リニューアルして良くなった点は①後輪にサスペンションがついた点と、②レッグレストがついた点、古いモデルの方が良かった点は①背もたれの長さが短くなった点と、②ハンドルの調節の幅が少なくなった点、③全体的にサイズが大きくなり都会で使うには大きすぎる点です。

個人的には、ベビージョガー社のベビーカー全てに言えることですが、リニューアル前の方が好きです（惜しみなく機能を発揮した感じが良い）。

エアバギー ココ・ココプレミア
○自立する、通常の改札を通れる
✖️エアタイヤのためパンクの可能性あり、折りたたみが2step、バンパーバーを簡単に外せない
アップリカ スムーヴプレシャス
○自立する、通常の改札を通れる、レッグレストあり
✖️耐荷重15kg、背もたれが短い
グレコシティトレック
○自立する、通常の改札を通れる
✖️前輪ダブルタイヤで押し心地が少し重い、エアタイヤのためパンクの可能性あり、耐荷重15kg

長所	短所
・オフロードもいける走行性・大きめでクッションの効いたシート・ハンドルの高さが調整可能・折りたたみサイズが展開時の大きさの割にはコンパクト	・対面にできない・折りたたみ後に自立しない・通常の改札が通れない・展開サイズが大きいので狭いところでは使えない

コンパクトベビーカーとの併用がおすすめ。うちではサイベックスのリベル、バガブーのバタフライと併用しています。